五幣ぶどう園のこだわりの一つは、自然体に心がけ土壌を耕さないことです。自然はもともと微生物で耕しているからです。酪農家と契約し良質の堆肥を20数年にわたり投入してきました。今ではミミズが豊富でモグラの穴が多いのが悩みですが、団粒化した土は保肥力・保水力に優れ根量が多くなり健康な作物を育てることが可能になります。健全根を作る事が美味しいぶどうを作るひけつと思います。そのための土壌の環境整備が私の仕事なのです。
五幣ぶどう園のもう一つのこだわりが化学肥料の低減です。せっかく堆肥を投入して微生物を増やそうとしても、科学肥料を利用することで微生物が死滅する恐れがあります。微生物が減少すれば土が硬くなり根の発育が阻害されます。健全な根があってこそ美味しいぶどうが出来るのです。地球に優しく人に優しくをモットーに、油かすなどの有機質肥料を主に使用しております。
ピオーネや巨峰は日本で作られたブドウですが、親がヨーロッパ系であることから、雨の多い日本での栽培には不向きな品種です。それを栽培するのには、病害虫の発生を抑えるために、農薬も使用せざるをえないのが実情です。安全安心が求められる昨今、当園においても消費者の健康を第一に考え、福島県の防除基準より下回る努力をしております。特に病気に弱い品種のピオーネはハウスを導入し雨をさえぎり、病気の発生を抑え農薬散布の回数を削減する努力をしております。当園のブドウは安心して丸ごと食べる事も可能です。